Diary

帽子

みーちゃんから、帽子を編んで…とお願いされたのは、少し前。
「パリの行き帰りの飛行機で編んだげるよー。」と言ったものの、狭い飛行機の座席で編む気になれず、持って行った毛糸は、そのまま持ち帰ってしまっていた。

今朝…
「ママ、私の帽子って何時できるん?」と、みーちゃん。
「あー、飛行機じゃあ、編む気にならんかったんよねー。」←私。
「じゃけぇ、何時できるん?」
「うーん… じゃあ、今から編むわ。」
「やったぁ! 今日中にできる?」
「えぇっ! できるわけないじゃんっ! 無理っ!」
「じゃあ、明日できる?」
「うーん… 何とも言えん…」

みーちゃんの今年のリクエストは、黒い毛糸でアラン編みの帽子を編んでというもの。
その気になれば、1日で編めそうなものだけど… 体調がイマイチだから、どうにも気がのらないのよねぇ…
まぁ、こんなに楽しみにしてくれてるわけだから、肩凝りはツライけど… 頑張って編まなくっちゃ!

りんご剥いて!

パリ食あたりの影響で… 口の中に三つも口内炎ができている私。
ここ4日間(といっても4日だけど… 笑)全くお酒も飲んでません。
食欲減退のまま(←かなりダイエット効果を期待… 笑)、数日間を過ごしています。

さて、今日は会議だから遅くなる…と朝、保育園に行ったみーちゃん。
お家に帰ってくるなり、
「あ、ママ… りんご剥いて!」と。
「ただいまは?」
「はい、ただいま。 ねぇ、りんごっ!」
「りんごの前に晩ご飯でしょっ!」(まるで… 園児との会話みたいだわ… 笑)
「会議でチャプチェとケーキ食べた。」
「何それ?」
「園長先生の誕生日じゃったんよ。 で、お夜食(←金曜日の夜に会議がある時は夜食がでるらしい…)の上にケーキがでたんよ。」
「お腹、いっぱいなんじゃない?」
「けど、りんごは食べれるっ。 まだ届いたりんご食べてないんじゃもんっ! 今日こそ剥いてっ!」
「昨日だって家におったんじゃけぇ、言えばいーのに。 ってゆーか、りんごくらい剥く練習しなさいよっ!」
「自分で剥いてまで食べる気にはならんっ! ねぇ、剥いてっ!」

…ということで、みーちゃんのためにりんごを剥く。
りーちゃんにも、みーちゃんにも、めちゃ甘の私… まぁ、りんご剥くくらいなんてことはないんだけど、私がいないと果物を食べない社会人の娘って、こんなんでいーんだろうか…???

そんな理由?

りーちゃんから、「病院に行ったのと、クリスマスプレゼントを買ったりしたのとで生活費がやばくなってるんで、バイト代が入るまでお金を貸してください。」というメールが届いた。
ギャーッ! 彼女に(←たぶん?)クリスマスプレゼントを買って母親に借金を申し込むバカ息子がどこにおるんじゃいっ!(って、我が子だけど…)と思いつつ、電話をする。

私からの電話を受けた、りーちゃんの第一声は…
「パリから帰ってきた? 待っとったんよー。もう2日も何も食べてないんじゃー。」であった。
「はぁーっ? 何しよんっ、10日にお金送ったばっかでしょっ!」
「ほんっと申し訳ないっ! 明日さぁー、去年までクラブで一緒じゃった奴らにボードに誘われて、久しぶりじゃけぇ『いいよ~』って言っとったら、日帰りなのに費用が1万2千円じゃって言われて、まじ、金ないんよ。」

いろいろ言い訳を聞き、ヨソの子ではないし、仕方ないか…と思ったところで、ハッと自分の財布がなかったことを思い出した私。
「りーちゃん、お金送ってあげるんはいいけどねー、ママ、大阪からの帰りの新幹線に財布からカードから貴重品全部を入れた鞄を忘れて、その鞄が明日届くことになっとるけぇ、すぐには何もできんかったわ。」
「えーっ、何それ?」
「明日は、8時半から3時半まで京都から打ち合わせに来てくれるお客さんと一緒にデザイン会社とかカメラマンのスタジオとかを回らんといけんけぇ、最高に早く銀行に行けたとしても3時半以降なんじゃけど、それまでに鞄が届いてなかったら、何もできんわ。」
「そーなん…。 けどまぁ、生活の目処がたっただけでもえかったわ。 連絡とれんかったら、マジどーしょーかって思いよったんよ。」
「ドジなママでごめんよ。」
「そのドジなママから生まれた息子じゃけぇ、アホでごめん。」

…わかってるのか!

しかし、彼女に(←私の中では限定!)どんなクリスマスプレゼントを買ったんだろ?
なぁ~んでそんな理由でお金を送らなきゃならないのかと思ったら、ほんと、自分の親バカぶりに呆れるわ…(←鞄が戻ってこない限り、何もできないんだけどね… 笑)