りーちゃんから、「病院に行ったのと、クリスマスプレゼントを買ったりしたのとで生活費がやばくなってるんで、バイト代が入るまでお金を貸してください。」というメールが届いた。
ギャーッ! 彼女に(←たぶん?)クリスマスプレゼントを買って母親に借金を申し込むバカ息子がどこにおるんじゃいっ!(って、我が子だけど…)と思いつつ、電話をする。
私からの電話を受けた、りーちゃんの第一声は…
「パリから帰ってきた? 待っとったんよー。もう2日も何も食べてないんじゃー。」であった。
「はぁーっ? 何しよんっ、10日にお金送ったばっかでしょっ!」
「ほんっと申し訳ないっ! 明日さぁー、去年までクラブで一緒じゃった奴らにボードに誘われて、久しぶりじゃけぇ『いいよ~』って言っとったら、日帰りなのに費用が1万2千円じゃって言われて、まじ、金ないんよ。」
いろいろ言い訳を聞き、ヨソの子ではないし、仕方ないか…と思ったところで、ハッと自分の財布がなかったことを思い出した私。
「りーちゃん、お金送ってあげるんはいいけどねー、ママ、大阪からの帰りの新幹線に財布からカードから貴重品全部を入れた鞄を忘れて、その鞄が明日届くことになっとるけぇ、すぐには何もできんかったわ。」
「えーっ、何それ?」
「明日は、8時半から3時半まで京都から打ち合わせに来てくれるお客さんと一緒にデザイン会社とかカメラマンのスタジオとかを回らんといけんけぇ、最高に早く銀行に行けたとしても3時半以降なんじゃけど、それまでに鞄が届いてなかったら、何もできんわ。」
「そーなん…。 けどまぁ、生活の目処がたっただけでもえかったわ。 連絡とれんかったら、マジどーしょーかって思いよったんよ。」
「ドジなママでごめんよ。」
「そのドジなママから生まれた息子じゃけぇ、アホでごめん。」
…わかってるのか!
しかし、彼女に(←私の中では限定!)どんなクリスマスプレゼントを買ったんだろ?
なぁ~んでそんな理由でお金を送らなきゃならないのかと思ったら、ほんと、自分の親バカぶりに呆れるわ…(←鞄が戻ってこない限り、何もできないんだけどね… 笑)