〈あらすじ〉
生きて、愛して、死ぬ、ということ。
その途方もない歓喜と悦楽。
あなたの心をかき乱す、七つの物語
裏にまわれば、と佐江は思う。あの建物の裏にまわれば、そこに裏庭があるのだ。裏、というのはそういうことだ。そして、裏庭に行ったが最後、自分はきっと、元の世界、自分に用意されていた確かな人生には戻れなくなるのだ。
一刻も早くそうなりたくて、佐江は走り続ける。(「ソナチネ」より)
〈感想〉
小池真理子さんの、久しぶりの短篇集です。←私が読むのが久しぶりなだけかも…?
この人の作品が大好きで、アマゾンから発売されるよって案内が来るとそれだけで予約注文をする私。
今回の作品も、期待を裏切らないお話ばかりでした。
主人公達は、何にそんなに突き動かされているんでしょうか…? まぁ… 物語の中の世界だとは思いますが、心境はわからなくもない。
何とも言えないけだるさと、喉の奥の方が渇いてんだかどーだかわかんないようになる←この表現もわかりづらいですが…
そんなお話達でした。
あ~~~、読んだわ~~~って感じです。