この連休は、広島にいる父と母が東京に遊びに来ていた。
…と言っても、うちに居たのは、8日・9日で、9日の午後からは山形にいる妹のところに遊びに行き、今日、広島に帰るという予定だった。
私にとって父は、かなり怖い存在だった…(って、まだ健在ですが…)
ものすごーく几帳面な人なので、掃除の仕方が悪いと、ずいぶん怒られた記憶があるし、「女は家のことをきちんとして、旦那様を立てて生活するように。」と教えられもした。
父と母が、泊まりに来たのは、結婚して依頼初めてのこと… 広島で暮らしている間は、遊びに来たことはあっても、泊まることはなかったからダ。
土曜日は、東京駅まで父と母を迎えに行き、その日は明治神宮に行き、一緒に食事。
日曜日は朝からはとバスに乗り、靖国神社と国会議事堂めぐりをした…
2日間… 何より私を驚かせたのは、父がトシをとった…ということだ。
常にカクシャクとしたイメージだった父から… 「足が痛いけぇ、ゆっくり歩いてくれ。」とか「階段はゆっくり歩かんと、段差がよー見えん。」とかってことを言われるなんて… 想像すらできないことだった。
何度も… 「えっ?」と思うことがあり、母から…「今年の夏は暑いけぇってゆーて、家からほとんど出んかったけぇ、脚も弱っとんじゃねぇ~。」と言われた時は、どうしたらいいんだろう?という思いで悲しくなった。
「お父ちゃんが、あんなことを言うなんて… すごいショック。」と言う私に、
「親孝行せんといけんね。」と、ダーリン。
歩けなかったことは、父にとってもショックだったらしく… 「運動せんといけんの~、毎日、少しずつでも歩くようにして足腰を鍛えるよ。」とのことだったけど…
親は… 間違いなく、トシをとってるんだよね…
ダーリンじゃないけど、しっかり親孝行をしなきゃいけないなぁ…と、しみじみ思ったわ。